リベンジ
2001.03.31-04.01 spring Concert in名古屋
本当は、名古屋のフタを開けるのはこわかった。 だって、夏タイヘンだったんだもん。初日で、あまりにもあっぷあっぷしちゃってて、もう時効だから書いてしまえば夏の初日1部終わった後、松本泣いてたんだもん。コンサート本編が終わる時、5人で横1列に並んで、マイクを口元まで持っていって何か言おうとしてでも何も言えなくてそのままマイク降ろして、にらみつけるみたいに正面をまっすぐ見て。本人は気づいていたかどうか知らないけれど、でも泣いてたんだもん。皆すっごいキビシイ顔して前睨みつけてたんだもん。 その後引っ込んで、アンコールまでほんっとになかなか出てこなくて、暗いステージを見下ろしながら「もしかしたらこのまま出てこないんじゃないか」って一瞬本気で思ったあの時のどきどき感は忘れない。そして、ようやく出てきたアンコールで、5人ともすごく笑顔だったことも。 でも別にそれはいやな思い出ではなくて。むしろすごく大事な記憶で。そんな中でも投げ出さなかったこと、投げやりにはならなかったこと、痛々しいくらい必死だったこと、「私は」その構成がすごく好きだったこと。決して、いやな思い出ではないの。だけど、名古屋のフタを開けるまではちょっとこわかった。大丈夫かどうか、わからないと思ってて。 だけどね。初回の直前、客席に座ってから「大丈夫かなぁ」って口に出した私に、一緒に行った方が「リベンジしないと!」と言ったのです。リベンジしないと!と。 そうだよなぁぁぁぁぁ。もう泣くわけにはいかないのだ。リベンジ、しないと。 そして、今度こそ最初から最後まで笑っているのだ。 今度こそ最初から最後まで、笑って、やるのだ。 Overture スクリーンの映像がちょっと短縮バージョンになってました(笑)。私がはっきりわかったのは智だけなんだけど(アルファベットを1文字ずつ智が殴ってスクリーンの外に出してく映像がカットになってた)、他の人のはどうなんだろう? 明日に向かって吠えろ 1人ずつのあいさつがちょこっと入るのはこの曲でした;;;。その後やっぱりちょこっとだけ1人1人のソロダンスが入るんだけど、ここで相葉ちゃんは台宙(てゆーのか?高くなったステージからバク宙するやつね)をするんですね。あんまりあぶなっかしくはないんだけど、1日の2部、台の上でちょっとよろけてバク宙の前に台から落ちそうになってました・・・(笑) HORIZON ギター持ったニノだけメインステージに居残り。他の皆様は四方八方走りつつ。 DANGAN-LINER 特に変更ナシ。やっぱり振付はかわいくてかわいくてかわいくてしかたない。桜井相葉が歌ってて、大野二宮松本が踊るところで、二宮が1人で手をぐるぐる回す振付があってね、それが一番好きなのよ…かっわいーんだこれが! 間奏のとこは桜井の後ろが亀ちゃんで、踊りながらしゃべったりとかしてた(笑)。 曲終わりでジュニアさんがバレーしに出てくるのも同じ。客席にボール投げるのはなくなってました。 はなさない 中央ステージまで移動してきて(ちなみにステージは去年の夏と同じ。E字型で、客席はさんで一番後ろに孤島のようなステージがついています)「こないだまで春高やってましたけど…」って感じで松本がさらさら〜っと紹介してすぐ曲へ。ヨコから見るとやっぱり単細胞生物にしか見えない…。 SUNRISE日本〜ご挨拶 1人ずつのご挨拶。初回、桜井が客席を3つに分けて掛け合いをやろうとして失敗(笑)次の回から無難路線に変えてきて「1階席調子はどうだ!2階席調子はどうだ!後ろ調子はどうだ!…親子席調子はどーぉ?(←オチ)」で定着。ただーし、ラストの回、彼は何故か出だしで失敗して思わず顔を横にむけて助けを求め「…なんですか?」と坊ちゃんに返されていました(爆笑) 名古屋ではちょうど5人の挨拶が終わったあたりで相葉ちゃんのサックスの音が聞こえてくるようになったので、ここでのMCはほとんどナシ。 相葉’sソロ 曲紹介、31日までは翔くんが1人で「FeelIt!」とやってたのを、1日から松本も参加。「FeelIt!」と2人で合わせて言ってからハケる。その前の相葉ちゃんの「ちょっぴりサックスコーナー」(そんな名前ついてません(笑)、サックスで皆が知ってる曲を吹いてくれるんですな)では、感謝カンゲキ雨嵐、が多分一番人気でした。他のレパートリーは「A・RA・SHI」と「明日があるさ」(今更のツッコミだが、何故いきなりその曲なのか(笑))。 FeelItの前に入るサックスのソロがねぇ、上手になってるんですよ!仙台ではやらなかった技(技というか)とかね、できるようになってるの。ちょっと相葉さんステキすぎ。最終の回で帽子かぶらないで出てきて、他の皆様に「帽子は!?」とつっこまれてもひるまず「帽子邪魔じゃん!いらないよ!」とおっしゃられたのもステキです(帽子いるだろう!(笑)踊る前にぱーっと投げ捨てるのがいいんじゃないか;;;) でもでも、そんなおステキな相葉さんのバックで踊る上田さんも大層ステキだったのですよ…。こういうの似合うよなぁ…。上竜のエライところは上体が揺れないところでね、そのくせけだるい感じでさ、ほんっと良かったさ…。ありがとう相葉さん…(←ちょっと感謝するとこが違う。) ジャニーズクラシックメドレー 司会者が(多分出の位置の関係で)松潤に変更。時々自分でも「何言ってるかわかんなかった」りしつつ(笑)、開始。 〜太陽のあいつ(大野) バックの孤島ステージに登場。やっぱり大野智は本気です(笑) 〜男の子・女の子(桜井) スタンドAブロック付近から登場。その場で歌う。サイドのボンボン部隊は聖と東京の福ちゃんでした。 〜哀愁でいと(松本) 下手(ステージむかって左)のリフターの上から。どうやら投げキッスは毎回ついていたらしい(笑) 〜スニーカーぶるーす(二宮) メインステージに、まさにスニーカーに乗った(乗った、というか入った、というか)二宮が登場!一見電車ごっこの新幹線にでも乗っているかのような(笑)。理屈は簡単で、キックボードみたいな乗り物のまわりにハリボテでスニーカーの形をくっつけてるんだけど。う〜ん、遊園地とかで子供が乗るような乗り物を想像してもらうといいかなぁ。なんにしても、大道具さん入魂の作、って感じです(笑) 〜NAI-NAI16(大野・桜井・松本) 〜 STAR LIGHT(相葉) ブレードでがーっとすべってると1人では止まれないらしく、ステージ袖でスタッフさんが待機していて、その人に手をひっぱってもらってようやく止まる相葉さん。肉体労働って感じ…。 〜DAY BREAK(二宮) 31日は普通にメインステージに登場してたのが、1日からは孤島ステージに登場。本人曰く「レインボーホール一周しちゃったよ」らしい(笑) 〜お祭り忍者 ジュニアがお神輿をかついで出てきて、中央ステージまで猛ダッシュするのが毎回おもしろかった(笑)。やたら気合を入れて皆様客をあおっていたような気がする。 〜OH! これ、桜井はターンするのと同時にジャケットの前をはだけさせる、ということを毎回やってるらしいっす。 二宮’sソロ 中央ステージでブルースハープを吹いた後、翔くんとMCしながらメインステージへ移動。中丸が燕尾のジャケットを持って出てきて着替えを手伝って『生涯何があっても愛する人へ』。 1日から二宮さんホール一周するようになっちゃったので(笑)もうぜーぜーしちゃってタイヘン。本人曰く「足取れちゃうかと思ったよ…・」みたいな(笑)。1日2部は巻きが入っていたので、ぜーぜーしてる二宮を置いてちゃっちゃと進行する桜井さんが笑えた。 大阪からかどうかわかんないけど、歌の間ビジョンに二宮の顔のアップが映るようになって、これがすごく良かったんだなー。なんかこう、こっちに訴える顔して歌ってるんだよこの人。初回は歌詞とばしちゃって、次の回は歌詞を変えてきて、でも次の日の1部でまた歌詞とばしちゃって、それがすっごく悔しそうでね。でもすごいいい顔なのね、そのくやしそうな顔もさ。こういうところ、二宮はほんと「少年」って感じするよなぁぁ。そして1日2部はまた歌詞を変えてきて、今度は歌詞カード持参でした(笑)。 なお、亀梨は「なんで歌詞が違うんですか、俺前ので覚えちゃいましたよ」と文句を言っていたらしいです(爆)。 桜井’sソロ 初回帽子が早い段階で落ちてしまって;;;、でも一瞬そういう演出に変えたのかと思ったんだよな私(笑)。引っ込み方がすごくいいですこれ。セリですっと下がってくのが。 愛と勇気とチェリーパイ 花屋が亀ちゃんに変更。これがもうタイヘン。おかげでこの曲は見逃せない曲になってしまった(笑) 亀梨花屋さんは、お花を各自に選ばせないんですよ(爆)。勝手に花選んで渡してしまうの。智さんなんか、ちゃんとラッピングされてない花とかわらわら渡されちゃったりしてね。でも嵐ちゃんも負けてないので、相葉ちゃんは先回りして自分で花とったり、初回にどうもお気にめさない花を渡されたらしい坊ちゃんも亀梨に渡される前に選んだりしてて。亀梨もちょこちょこ小芝居を入れたり、その小芝居に翔くんもノって、握手してたりとか(笑)。なんかほんと細かいことが多かったさ。おもしろかったさ…。 アレルギー 大堀くんの野菜がなかった!(笑)(なので4回とも持ってるフリをして踊っていた彼…。)細かい振付が多いから大ホールだとどうかなぁと思ったけど、大丈夫なもんだったなぁ。曲終わりで野菜持ったジュニアさんにおっかけられるとこで、各組微妙に小芝居が入ってます(笑)。 感謝カンゲキ雨嵐 1日2部。大野二宮が歌ってて、桜井相葉松本が踊ってる時の出来事。こう、ちょっとどんケツ気味の振付のところ。ふっつーーに振付どおりに桜井松本で踊って、その後桜井相葉になって。桜井さんと相葉さんがどんっ、と軽くどつきあった……らですね。どつきあったら、だ。相葉さんたら、そのまま床に座り込むように倒れてしまったんですよ(大爆笑)。こう、床に正座するような形になってしまって。なんかもう桜井もびっくりって感じで、ホントに目がまんまるに(笑)。倒れた相葉ちゃんも座り込んだまま呆然、みたいな(笑)。桜井的には「オレ?今のオレ!?オレなんかした!?」って感じだったと思うよ〜〜、ふつーに踊ってて、気がついたら倒れてんだもん(笑)。これはマジでおもしろすぎでしたよ……。 あと、逆に桜井相葉松本が歌ってて、大野二宮が踊るところでは、大野二宮が踊りながらどんどんステージの端っこの方までいってしまって、サビの前で戻る時に真ん中まで猛ダッシュする…ってことを1日はずっとやってたっす(笑)。 MC 私的に印象に残ってるのだけ箇条書きをするでーす。
ぽてぽてとMCをやってる中央ステージからメインステージに移動。(ちなみに、初回だけMCはメインステージでやっていた。が、どうもノリの問題で、次の回から中央ステージでMCする形に変えてきていた。)最終の回だったかなぁ、この移動の途中で智さんが突然「今移動してまーす」って(笑)、いや、それ見ればわかるから、みたいな(笑)。 曲紹介は絶対松潤がやるんだけど、その前に「準備はいいかー」ってことで相葉ちゃんが、Vの岡田さんがやるよーな「イェイ!」の絶叫を何度かやるんですね。絶叫っつーか、相葉シャウトとゆーか(笑)。んで、みんなそれ見て笑ってて、相葉ちゃんは時々ちらっと松潤の方を見て、曲紹介のタイミングをはかりながらやってるんだけど、松潤もわざと曲紹介しなかったりして(笑)。曲紹介しながら笑っちゃってたりしてて、それがなんかすごくヨイのだ。 ? 智がハケた後、4人で踊るとこの振付とかすごく良かったんだけど、大ホールでは4人で中央ステージに移動してセリ上がり、というふうな演出になっとりました。 大野’sソロ 変更ナシっす。が、最後ちょっと踊るところが、大ホール用にしてきたのか、ターンを少し違うものにしてあったりして。大きく動けるようになっててね、さすがだなぁと思ってみた。 松本’sソロ ハプニングは1日2部。頭のとこで使った白い布、いつもはステージに落ちた後速攻撤収されるのですが、この回はメインステージのセリにひっかかって、撤収できなくなってしまったのだ。いつまーーでもステージに布が残っているの。そのうち、スタッフが出てきてひっぱったりしてるけどダメで。結局セリを少し上げて、ようやく撤収できたんですが。 その間松本は中央ステージのとこで、セリが上がった状態で客席に振付指導をしてるんだけど、そのセリがゆっくり周ってるんですね。セリが1周するうちに、松本くんはメインステージのハプニングを目撃したらしく。セリが1周しおわって、歌に入る直前、マツモトはくるんと後ろを振り返って、撤収を確認してましたですよ(笑)。もし、あの段階で撤収が終わってなかったら、振付指導を伸ばしたりとかするつもりだったんだろうなーと思う。なんだか非常にマツモトな出来事であった。 メンバー紹介 ビジョンに出る歌詞の字幕が変わってました。すごく凝ってた(笑) 31日2部(1日1部だったかなー)から、各自のソロダンスが終わった後、翔くんの仕切りで「sayニーノ!」「ニーノ!」とか、「say相葉ちゃーん!」「相葉ちゃーん!」とか入るようになりましたです。 Before Fight 中央ステージにて。文句ないです。 曲終了後の演出は基本的に変わってないんだけど、何故か逃げてるマツモトさんが大砲の中に入れられて、その大砲をジュニアさんが撃つ……と、孤島ステージに嵐5名が登場!という形に。大道具の大砲はとても凝っててステキだったが、なにもその中にいれなくてもヨイのではないか、という(笑)。オトモダチが言うには「きっとあの大砲をどうしても使いたかったんだよ…」と…でもそんな気もするのね…(笑)。 A・RA・SHI 全員で孤島ステージに登場。マツモトの「ラストスパート、盛りあがっていくぜ!」は変更なし。そこでそのまま曲に突入。一度、この孤島ステージにすごく近い席のことがあってね。あの、なんつーの、嵐ちゃんはこっちを向いては歌わないわけですよ。私のその位置からだと、完全に『歌っている嵐の後姿を同じ目線の高さで見てる』っていう格好になって。ライトが強くて、本人たちの姿で逆光みたいになってて、多分今この人たちが見てる景色はこんな感じなんだ…と思ったなぁ。♪巻き起こせ、A・RA・SHI、A・RA・SHI♪の、♪巻き起こせ♪のとこ、1列で肩に手を置くじゃないですか。あれがね!あれを真後ろのあの角度から見ていてなんか感動したの。なんかよくわかんないけど、こうやってこの景色を5人で見てるのかーって。これはね、これはきっと、おじいちゃんになっても忘れないと思うよ(笑)。 でね、音がもうほんっとにズレてるのだよ。聞こえる音と、実際に流れてる音と激しいズレがある。「ズレがある」っていうのは大きい会場なんだからそりゃそうなんだけど、それにしたってこんなにズレるもんかと思った。よくこんな中で歌っているものだと思った。だから、1日の2部で智さんがラストもラストの「for dream」の「for」のとこで吹き出してしまって、客席を爆笑させたのもよしとする(笑)(つーかもうこれおもしろすぎだった(笑))。 そして曲の途中で5人で客席通りぬけをするんですよ〜。1日2部、2番目で進んでいたはずの桜井さん、中央ステージによじのぼった時には何故か5番目になっていました…(笑)。転んだかな…それともつぶされたかな…、そしてそんな桜井を後ろにいたはずの3名は、追い抜いていったのか、踏みつけていったのか(笑)。 メドレー(言えばよかった〜ダイナマイト〜TheRoad) 初回だけ、MCが長くて時間押してたので、ダイナマイトがなかった気がする。確かここで、日代わりでリフターに2人ずつ乗るんですわ。日代わりっつーか、相葉とニノで乗るか、ニノと翔くんで乗るか、って感じっす。 ココロチラリ 桜井お立ち台タイムがタイヘンなことに(笑)。もうとにかく、遅れないように桜井本人も走ってメインステージに戻ってくるし、ジュニアさんたちは四方八方から猛ダッシュで駆けつけてくるという。これ、オーラスにはどうなってしまうのか、楽しみでしかたがない…。 アンコール〜台風ジェネレーション 1日の2部だったかな、確かこの曲の時、リフターの前で坊ちゃんが相葉に「(リフター)乗ろうよ」みたいな感じで話しかけてたのね。リフターを指差しながら。相葉も「うん」て感じで頷いてて。ところが、坊ちゃんがリフターの手すりを上げて乗り込んでも、相葉ちゃんは乗ってこないんですよ。だから坊ちゃんは「ちぇー」みたいなカオをして、手すりをしめたんですね。1人でもいいや、っていうふうに。でも、リフターが20センチくらい浮きあがったその瞬間に、相葉ちゃんがするりと手すりのとこをくぐってリフターに乗ってきたんですよ!もう坊ちゃん振り返ってびっくり、みたいな! いや〜なんつーか、相葉ちゃんが下の子に人気があるのはこのへんの理由だよな〜と、妙に納得してしまった光景でしたわ。 〜君のために僕がいる 桜井松本が孤島ステージに、多分レインボーホールを4分の1周して移動(笑)。 Wアンコール〜はなさない(1日2部のみ) 1日2部、ここで坊ちゃんふと腕時計を見て思わず爆笑。どうやら、終わり時間に気を配るあまり、妙に早い時間の時計にウケたらしい(笑)。 ラストは相葉ちゃんの「バイビー!!」がシメで定着。客席も元気よく「バイビー!」である(笑) 毎回、ちょっとずつ色んな細かい訂正と変更を入れてきてて、そーゆーとこはホントにすげーなーと思うの。ここがこうだったからこうしよう、って、普通にそういうことを話しているんだろうなーってのが。あたりまえと言われてしまえばそれまでだけど、完全なリーダータイプの人がいないグループだから、皆で手を出しながらやってく感じになれるんだろうな、とも。 リベンジのことは、名古屋が終わる頃には半分忘れてました。 多分それが一番の「リベンジ」には違いなく、よし、もう名古屋は恐くないぞ、と、全部終わってもまだ全然明るい空の下で思ってみたりしたわけです(笑)。 |