原点回帰
2002.01.06-07 Join the STORM 〜FINAL / in大阪
「ARASHI ALL Arena tour Join the STORM
FINAL!!」 「嵐オールアリーナツアー、ジョインザストーム、ファイナル!!」 その言葉を聞いた時、ちょっと震えがきた。 トルメンタの後、松本はいつも「嵐オールアリーナツアー、ジョインザストーム」っていうツアータイトルを叫んでたけど(だいたい「嵐オールアリーナツアー、ジョインザストーム!最後まで盛り上がっていくぜ!」と叫ぶ)、ラストは「ファイナル!」がついていた。「ファイナル」。 「ファイナル」って、春のさいたまでも聞いていて、「ファイナル」っていう表現は、ほんともー天才!っていうほどぞくぞくくる表現で、今回も「ジョインザストーム、ファイナル!!」って松本が叫んだ時は、マジでちょっと震えた。すごい、というか、なんというか。「どうしよう」と思った。いやどうしようもないんだけど(笑)「ファイナル!」って、すごくすごく心に響いた。 「なんでこんなことできるんだ!?すげぇ!」と思った冬のツアー、あっというまに『ファイナル』で、えーと今回はもう随想録に入れた方がいいのではないか?というくらい感想チックであれなんですが(笑)全然レポっぽくなくてあれなんですが;;;。 『ファイナル』の記録です。 セットリストは今回は『oricon』を参照しました。 【オープニング(アクセントダンス)〜時代】 よく考えると、オープニングでこんな軽い(着込んでない)衣装なのって、ジャニーズではすごくめずらしい。だいたいこう、着込んでるのをちょっとずつ脱いでって、っていうパターンなのが、黒いスーツで出てきたっていうそのこと自体がもう画期的なんよね。無音なとこから踊り出すっていうのもそうだけど、やっぱスーツだけで出てきたっつーのが画期的なんだなと思ふ。 確か横アリの記者会見の時だったと思うけど、翔くんの振り覚えが悪いって話が出て、んで、大阪で1回、ほんとーにおもいっきり間違えているのを見てしまって(爆)(出す手が逆だったなり)、でもみんな笑わないでちゃんと踊ってたからエライと思った(笑)。 【SUNRISE日本〜On Sunday】 SUNRISEの途中で俊太くんは『命』をやるのが日課でしたが、大阪は藤ヶ谷父さんと一緒に『炎』をやってまして、それ見て加藤幸ちゃんも1人で『炎』をやっていたのが特記事項でしょうか…(笑)。 OnSundayは、前奏のとこで曲紹介みたいに入る翔くんのラップもよいし、福ちゃんと俊太を先頭にしてジュニアがだーーーっと走ってくるのもすごくよい。そしてこの前奏のとこで松本が「手ぇ叩けー!」というのがお約束。松本が客席をあおる言葉っていうのは、「手ぇ上げろー!」とおんなじ系統で、まるで英語を直訳したかのよーな命令形なのが特徴(笑) にしてもこの曲の振りは超!かわいくて、ほんとにちょこっとした振りなんだけど、こーゆーのをやる時ってほんと嵐は揃うし楽しそうだしカワイイのさー! 【la Tormenta 〜メンバー紹介】 トルメンタはいつかCDに入ってほしいと思う。いつかっていうか、こう、2年に1回くらい必ずCDに入って、そのたびごとにちょっとずつ違うよーなやつで(笑) 歌詞は字幕でずっと出てたんだけど、7日の1部は出なくて、でも2部では出てた。単純に機材トラブルで出なかったのか、それとも「出すのやめよう」「やっぱり出そう」ってことなのか、個人的にちょっと気になっている…。 【疲れちゃダメドレー / 恋はブレッキー〜野性を知りたい〜(Jr.)】 初回見た時倒れんばかりに衝撃をうけたこのメドレーが『疲れちゃダメドレー』って、そのネーミングは一体どうなのか、という!よかったよ、事前に知らなくて(笑) 今回、プログラム的に全部好きだけど、やっぱりこれが特別。衣装宇宙服チックでサングラスもしてて、ほとんど顔も見えんっちゅーのに特別にいいと思う。演出もそうだし、音もね!「あっ、これブレッキーだ…」ってわかった瞬間の衝撃が。あとセットの照明がぱっとついた時の色がね、見る場所によって薄いブルーに見えたりパープルが強かったり真っ白に見えたり、色々違うの。距離的に遠い位置から見てるとその照明ついた瞬間が途方もなくキレイなのよ!思わず口あきっぱなしになるくらい(笑)。 オオゲサだけど、コンサートとゆーものの可能性みたいなものを考えたなぁ。できることって、もしかしたら他にもっといっぱいあるのかもしれないと思った。 【DANGAN-LINER 〜 サワレナイ】 ここまで『疲れちゃダメドレー』に入ってるようですが(笑) ダガンライナーで、後ろの花道に縦1列になってちょっと踊るとこがあるの。ファーストコンサートでもこーいう演出があったけど、花道に縦1列、ってそれだけでかっこいい気がする。 サワレナイの♪Don't Worry♪のとこ、松本が集団から離れたとこにいて、智さんが集団の真ん中で立ってて、その2人にスポット当たってそれ以外は照明が落ちるのね。そーすっと、ちょっとこう変わった感じの光の加減に見えて、ほんの一瞬なんだけどそれがすごく好きだった。あと、両手を胸のとこから体にそって下に下げてく振付があったのですが、その時の松本が超絶的によかったのです!!(←言ってなさい。) 【regress of progress (二宮'sソロ)】 何かの雑誌で二宮が作詞について「日本語にこだわりたい」ってゆってて。ここの字幕、縦書きで出してあってね、そーゆーのもやっぱり日本語っていうのを考えた結果なのかなぁと。 6日の2部だったか1部だったか、曲の途中でちょこっとハミングみたいに口ずさんでるようなのが入ったことがあって、その1回きりだったんだけどなんか良かった。 【bite the LOVE (智’sソロ)】 やっぱり縦に移動する時のステップがすっごい好き。なんの気なしに歩いてるような感じだけど、ただまっすぐ移動するだけであれだけ軽い感じが出せるのってすげーと思う。 映像の途中にマシンガン抱えて出てきた悪役、私は最初松本だと思ってて、でも周りは智だとゆってて、雑誌には相葉ちゃんだと書いてあった(笑)。あれ相葉か…それにしては髪の毛がまっくろだったような気がしたんだけどあれは相葉だったのか!(笑) (→後日談。結論としては映像の敵役は大野智さんで良いようです(笑)) 【GET YOURSELF ARRESTED (松本・桜井)】 シングルの曲なのですよねこれ。やっぱり桜井ストックの中からもってきたんだろーか。 名古屋では、離れて歌う時も向かい合って歌ってたんすよ。ビジョン分割して1人ずつちゃんと映るようになってたから、ビジョン見ると2人が向き合って歌ってるよーな映像になる仕掛けだったの。でも、横浜きたらそこの部分客席むいて歌うよーになってた。よく考えたら、両端でおもいっきり客席に近いところにいるんだから、何も客席に背向けて歌うことないんだよな(笑) 横浜の後半あたりでよーやくバックにも目がいくよーになりましたが(笑)みんなすごい楽しそうだった。俊太と福ちゃんとか離れた位置にいるんだけどなんか色々遊んでてかわいかったなり。 …それにしても。それにしてもぐーぱーの神様(どんな神様)には感謝。「○○をやってほしい」っていうのは、タイミングとかその時の状況とかその時の年齢とかいろんな条件が入ってくるから、そうカンタンには実現しないもので、それはそれでいいんだけどでも!でも!それゆえに実現した時はこんなに動悸が激しくなるものだとは知りませんでした(爆) 【不良 (相葉・二宮・大野)】 最後、カメラが近づいてきて「なんだよ!」ってカメラともめて終る…っていう終わり方がどんどんパワーアップしてって、大阪ではカメラの他についてくるスタッフさんがモヒカンのカツラかぶってて、それ相葉ちゃんがかぶってみたりとか、オーラスでは10人近くのスタッフさんが出てきたりとか、やってるほーがすっごい楽しそうだった(笑) 【はなさない!〜君のために僕がいる】 スタッフさんがポンポンとか旗とか持って花道にむらがっているのは継続。どうも手のあいた方から参加してくださるらしく、曲の途中で旗持ってこそこそ移動して花道脇にやってくるスタッフさんとかがいらっしゃる! MC前のボウリングは、オーラスでとうとうピンが10本になった!(爆)。不良の最後に出てきたスタッフさんがそのままピンにまわってくれていた…。さすがにピンのかぶりもの10着はなかったみたいで、衣装は全身『白タイツ』っぽいやつだった(笑)。二宮が「こっから(ステージから)あそこ(後ろのステージ)までまわるのたいへん」みたいなことを言っていたけど、確かに大変…ダッシュしてくれたのねその格好で;;;。 はなさない!の出だし、松本が♪君だけを見つめているよ♪の♪君だけを♪に合わせて、カメラにむかってばしっと指差しをする時があってね、それがね!超ベタな感じなんだけど、そのベタさ加減がよろめくほどおステキだった(まじでまじで。) あと、最初ラップチームが中央ステージにいて、不良チームが本ステージから中央にむかって移動してくるんだけど途中の花道で必ず手をぱーんとね、やりあってて。すべての回でやってた、これは。やらなかった回はなかった気がする。離れてやってたのがまた5人になりましたね、みたいな感じがした(笑) 【MC】 覚えてることだけざかざかっと↓。 松本ネタばっかりなのは私の耳がそういう耳だからなのね…ごめんね…(どこにむかってあやまっているのか私よ。)
相葉ちゃんの衣装がピンクに変更になるというよーなことはなかった(笑) 【今夜はブギー・バック (桜井’sソロ)】 でかした桜井!という選曲だったとオモイマス(笑) ♪神様にありーがとーう♪のとこで手を合掌してちょこっと頭さげるのがかわいかった!全体的にも、なんでもない振付なんだけどね、でも翔くんにすごく合ってると思ったわ。 以下余談。 このあいだTVでm-flo(スペルこれか?)のLISAさんが、会場の客をあおる様子を見ていたら、それがまるっきり桜井がやってるのと同じでね、TVにむかって「出典これかーーーー!」と叫びました(笑) ずっと不思議だったのよ、「Say Oh,yeah」も、「最後に騒げー!」も。「騒げー」と「手ぇあげろー!」が定番になってて、そして気づいたら松本も「手ぇ叩けー」とか「飛べー!」とか英語直訳命令形になってて(笑)。そしたら「騒げー」ってLISAさんがゆってるのを見て、「これか!」と。本当に長年の謎がすべて解けた気分だった…。 【OK!ALL RIGHT!いい恋をしよう〜好きだった】 『好きだった』って、ちゃんとどっかでDC化されるといいなーと。すごくスタンダードでいいと思う。振付もアイドル王道な感じでいい。 【羊を数えても夜は終わらない (相葉’sソロ)】 相葉ちゃん、この時ゼブラコートの下に着てた黒いTシャツを、アンコールの白コートの下に着ていたの。大阪全部そうだったかなぁ、少なくとも最終日あたりは確実にそうだった。下のパンツとお揃いのヴィトンチックなTシャツはお気に召さなかったのか、何らかのトラブルで相葉ちゃんのだけ着れなくなったのか(笑) 歌は、回を重ねるごとにあおりが激しくなっていったような気がした(笑) 【One more time, One more Chance (松本’sソロ)】 大阪では、スタンドからステージに降りる時用に松本専用階段が登場!結構ちゃんとした階段だった。 ラストマネキンを抱きしめるところで毎回「手はそこじゃねーだろ!」「頭押さえてどーするねん!」と内心で突っ込むのが個人的な日課でしたが(笑)、どの回だったか、松本の手が頭にいこうとしてちょっと迷ってから肩にまわったことがあってね、「迷うなよ!」ってね(爆) 踊らなくても文句ないと思うことは少ないのですが、これは文句なかったな…、まず水色のコートがかわいいからそれでもう良し、みたいな…。♪こんなとこにくるはずもないのに♪っていう部分がすごく好きでしたわ。 【台風ジェネレーション】 この冬のプログラムで至福な瞬間。 松本以外の4人が後ろのステージに出てきて、間奏で松本が本ステージに出てきて、そこまで4人が花道をヘンな振付で小走りに移動していって、1人ずつ松本と手をぱーんとやりあって、♪いっかないでーと♪の智さんソロのところでは智以外の人が座って手をひらひらさせて、♪ぼくーは♪で二宮が入ってくるところでは智さんも座っちゃって二宮ソロ状態になってて、一瞬照明が落ちた後、歌の直前で智さんのヘンな踊りを他の4人が「注目!」って感じで指差しながら笑ってる。 …言葉で書いてもなんだよねぇ;;;、でもほんとーーにみんな笑っているの。笑ってないことなかったよ。見るたびにこっちも一緒に笑ってた(笑) 【Bad Man (DANCE)】 やっぱりSMAPがやったことあるような気がする曲なんだけど定かではない…。 これ、最初踊った後、上に黄色ジャケット着てくる時セリが下に下がってくんじゃなくて、元々下がってるセリに各自が「飛び込んで行く」感じでした。最後が二宮なんだけど、飛び込んでく前にちょっと振りが入って、それがいつも違うパターンだったのね。オーラスは両手で頭抱えるような振りをしていて、それがすごく二宮っぽくてかわいくてよかった。 【お正月メドレー / 一月一日〜愛と勇気とチェリーパイ〜A・RA・SHI】 正式名称【初の冬ツアーということで冬っぽくしたのはみんなのたメドレー】 …だからそのタイトルは、という(笑) 横浜までは臼と杵でちょっと遊ぶシーンが入ったりしたけど、大阪きたらそれは放棄して、臼と杵は俊太くんにおまかせ状態になっていた(笑)。そして当人たちはステージ両サイドに分かれて(二宮桜井・相葉松本大野)それぞれに遊んでいた…。 メドレー始まる前、後方ステージにいる加藤幸ちゃんが異常にけん玉が上手なことに客席が気づき、大技が成功すると拍手がおこることに気をよくしたのか、幸ちゃんはいつもギリギリまでけん玉にチャレンジしていて戻るのが遅れ、花道を猛然とダッシュして引っ込んでいく姿が見受けられた(笑) 【雪が降ってきた】 これも【みんなのたメドレー】に入ってるんですが(笑) ここで羽根がふってくるんだけども、よく頭につけたまま踊ってたのが翔くんと相葉ちゃん。他の人はあんまりくっつかないの。松本はくっついてもすぐ気づいて、踊りながら頭大きくふってすぐ落としちゃう。でも大阪(多分大阪)で1回だけ、頭ふってもふっても落ちなかったことがあってね!松本が頭に羽根つけたまま踊るのはすごくめずらしくてかわいくてじーーーっとそれを見てたんだけど、松本の隣りで踊ってる二宮もそれがめずらしかったのかじーーーーっと見ててな(笑)。松本がそれに気づいて「?」となって、結局2人でむかいあって踊っていたのがちょっとおかしかった(笑) 【ラストメドレー / 明日にむかって吠えろ〜HORIZON】 ここで着てる衣装って昔よく見たやつだと思うんだけど、何を誰が着るか、が違ってるんだよね?一瞬リフォームしたのかとも思ったんだけど(笑) ここで絶対松本は「飛べー!」と叫びます。絶対「飛べー!」なの(笑) 【感謝カンゲキ雨嵐】 横浜あたりからよーやく切迫感が抜けて、大阪だとかなり好き勝手な感じの挨拶になってよかったとおもいます(笑)。7日1部、すっかり外周大王だった桜井は挨拶でいきなり♪きょーうのひはーさようーなーら♪と歌い出した…、そうか、桜井楽しいか、よかったな!ってゆー(笑)。 6日の2部でまず二宮が「今日は何も考えないで楽しくやれた」みたいなことを言ってね、今まで楽しくなかったわけじゃないんだけど、ほんとに何も考えないっていう感じに初めてなった、みたいなことをとつとつとゆってて。したらその後松本も「ニノも言ってたけどほんと楽しかった」とかゆってて、あ〜そーいう瞬間が増えてけばいいよねぇ、って思ったなり。 【アンコール / ココロチラリ〜helpless(サビのみ)〜A・RA・SHI】 【7日2部 / 明日に向かって吠えろ〜明日に向かって / 君のために僕がいる】 オーラスはちょっと、アンコールが3回あって、どの段階のアンコールで何があったかというのをはっきり覚えてないのですが;;;。 えーと、たしかスタッフへのお礼があったのも横断幕が出てきたのも最初のアンコールの終りの方だと思うんだよな…。A・RA・SHI終って本ステージに戻ってきたら、松本がコートのポケットから4つ折りになってたB5サイズの髪を取り出してね。今回お世話になったスタッフさんとか、関係会社さんとかをずーっと読み上げていくですよ。途中で漢字わかんなくて「すいません!」って言ったりとかね(笑) 「映像、オフィス○○さんありがとう!」「ありがとう!」 「特効さんありがとう!」「ありがとう!」 とかそーゆー感じでずーっと。「ありがとう!」は他の4人と客席一緒に叫んで。 で、それが一通り終ったら桜井が「構成の段階から参加してくれたオクムラさん」とか「振付のアツシさん」とかへの「ありがとう!」を叫んで、最後に「寝る時間をけずってがんばってくれたマネージャーのフナコシさん、○○さん(←聞きとれん…)、チーフマネージャーのツジムラさんありがとう!」と。(この時松本が「あいしてるよ!」ってゆってた。) それが終った頃だったのかなぁ、おもむろにね、ぞろぞろと袖から横断幕が出てきてさ。人が隠れちゃうくらいの大きい横断幕で、スタッフの方が10人弱くらい?で持ってきてくれて。嵐冬ツアーお疲れ様って大きく書いてあって、下の方にスタッフ一同・ファン一同って書いてある。嵐当人たちも「わーっ…」って感じで、その横断幕の後ろにまわってスタッフさんと握手してたりして。 ちょっとびっくりしたなーこれは…。すごいなぁって思った…。 なんとも言えんよね。無事終わったね、お疲れ様、よかったね、いろいろあるけど。たった13公演、たった2週間たらず、京名阪のみのツアーですよ。ジャニーズではよくある年末年始のツアーなんだよ。それなのに横断幕出てきちゃうなんてさぁ。すごい。すごいよほんとに。なにがすごいのかわかんないけど(笑)ほんとにすごいことだと思ったのよ。 でもそのあとちょっとおかしかったのがね。 みんなスタッフさんと握手しに横断幕の後ろにまわって、松本は最初に戻ってきて、ステージむかって右端近くに立ってたんですわ。最後にいつもステージの右端に挨拶して左端に挨拶して真ん中に挨拶して、ってことをやっていたから、それをやるために右端近くで待っていた。でも横断幕の後ろで握手してきた他の4人は、そのまま真ん中で挨拶して終わる体勢に入りかけてね(笑)、したら松本がマイク使って「おーい」って(爆)。「おーい」って呼んでるの。したらみんな「あそっか!」って感じでばたばた走って右端行ってね(笑)。 7日1部に桜井が外周大王になってて全然本ステージに戻ってこなくて、二宮が「はやくー」って言ったこととかもあったんだけど(笑)、「はやくー」とか「おーい」とかって、なんかすごくかわいいんだよな〜。かわいいっつーか愛しい感じっつーかね。 そんでメンバーが引っ込んでも横断幕は引っ込まなくて、アンコール!の声に合わせて小刻みに横断幕が揺れていて(笑)、本人たちが2度目のアンコールに出てきたら撤収していきました。 2度目のアンコール、明日に向かって吠えろの途中で曲が急にぷつっ、と止まってね、っつーか止めるようになっててね、「あれー止まっちゃった?」「もう1曲?」的な演出もあり(笑)(6日の1部に、確か感謝カンゲキの時だったと思うんだけど、ほんとに一瞬曲が止まっちゃったことがあったのね。すぐ復旧したんだけど、でも「…えっ!?」っていう感じで。だからアンコールで曲止まった時にあ〜6日の1部をひいてるのかな〜ってちょっと思ったんだけど、実際のところはわからん(笑)) この時だったか最後のアンコールの時だったか、横アリのオーラスでもやったように、翔くんはスタッフTシャツを着てきてそれを脱いで客席にばっと投げる、ってことをしていたのですぐぁ!横アリでは脱いだらちゃんと裸だったのに、大阪では脱いだらまた衣装が出てきやがった(爆笑)「なんで上から着てんだよーーーっ!」とちょっと絶叫しました…(笑) そしてアンコールが終ってね、客電は完全についててね。 あれ終わり?いやなんか違う…って思っていたらその5秒後くらいにね、ビジョンにステージ裏の映像が出てきたですよ。そんで「もう1回やっちゃう?」とかゆってる絵が。SMAPがよくやるやつですが、他のグループで見たのは初めてっす! そんで3回目、最後のアンコールで君のために僕がいる。 終わって、みんないろんなこと言いながら引っ込んで。最後の最後は智さんの楽しそーな笑い声だったんじゃなかったっけなぁ。 その他アンコールの時の覚え書↓
……どうでしたでしょう、冬のツアーは。 「すごいよかったよね!」って言うのももったいない。そんな気がしてるのね。 きっと雑誌とかになるとね、「すごく盛り上がったコンサートだったよ!」とかさ、そんなふうに終わっちゃうのかなって思うわけですよ。何万人が来場したとかね、そういう数的なこととか。 でもね、あのね。もう身びいきみたいなもんでしかないんだけどね(笑)でもさ。 すごいよ。これは。なんつったらいいのかわかんないくらい、すごいよ。 もっと評価してあげたい。評価、っていうのもすごく曖昧なものだけど、でも評価してあげたいと思った。だって、すごいんだよ。ほんとに。……ほんとに!(わかったよ(笑)) それで最後に何を書こうかってことなんですが、1月30日付けで書いた徒然を。 この冬の嵐を見ていて、なんとなく思ったことです。 * * * * * 原点回帰 松本はその昔根拠なく自信満々な人だった。本人に根拠はあったと思うが、はたから見ていて 「あんたはどーしてそう自信満々で敵をつくるようなことを…」 ということがオニのよーにたくさんあって、でもそーいうところが超ステキだった。 嵐になってから、彼は多分考えた末に自分の中の一部分として存在していたであろう末っ子の駄目っ子なキャラクターを自身の全体像として選び取り、それにむかって邁進することを是とした。 そういう松本は、すきだ。 それから丸2年たって、この冬の松本はやたら自信家だった。 「この5人で嵐なんだなって、そういうことに自信がついてきた」と言った。 「(まだまだだけど)これだけのものができるようになりました」と言った。 「みんな嵐のこと好きですか?……俺もっと好きだよ!」とエラそうだった(笑) そういう松本も、すきだ。 二宮はその昔、「ぼーっとした人」という評価を受けていた。「明日もらえる1万円と、1年後にもらえる10万円どっちが良いか」という質問に、あたりまえのように「1年後」と答え、「1年なんて(ぼーっとしていたら)すぐたっちゃいますもん」という名言を残すような人だった。 嵐になってから、彼は多分それが嵐的に必要であると判断して出る杭になることを選択した。そのせいで叩かれるようなこともあっただろうけれど、物怖じしないで前に出てしゃべっていくことを是とした。 そういう二宮は、すきだ。 それから丸2年たって、この冬の二宮は気負いすぎなくなった。 やろうと思えば綺麗にまとめて言えるはずの挨拶も、とつとつと、そしてぼそぼそと思っていることを口にしていた。「今日は何も考えないで、楽しいと思って、できました」 そのままでそこにいて、気負わない、飾らない。 そういう二宮も、すきだ。 智さんはその昔、「おもしろい人」という評価を受けていた。困り眉のこの人は、最初っから踊ればすごい人だったけど雑誌で見る他の人からのコメント群には、そのすべてに「おもしろい人」と記されていた。 嵐になってから、彼はちょっと様子を伺うようになった。自分の中に蓄積されたもの、求められているもの、他と比較して足りないもの、やらなければいけないこと。そういうものを手探りしながら、少し慎重になることを是とした。 そういう智さんは、すきだ。 それから丸2年たって、この冬の智さんはただのおもしろい人だった。 好きな時に好きなようにしゃべって、好きな時に好きなように笑って、好きな時に好きなように踊っていた。そういう智さんも、すきだ。 桜井はその昔、外周大王だった。自分にライトがあたっていないことを最大限に活用し、遊んで遊んで遊び倒し、その場所にいることが楽しくて仕方がないとそれだけを全身で表現しているような人だった。 嵐になってから、彼はそうであった方がよいと判断してまとめ役である自分を意識するようになった。嵐の「スポークスマン」だと評されることを是とした。 そういう桜井は、すきだ。 それから丸2年たって、この冬の桜井はライトがあたっていても遊び倒すようになった。進行状況に気を配ることよりも、「楽しい!」が優先だった。だって自分の「楽しい!」は、みんなの「楽しい!」につながっていて間違いない。 そういう桜井も、すきだ。 相葉ちゃんはその昔、二宮に輪をかけて「ぼーーっとしている」と評されていた。「ぼーっとしている」ことは、「相葉病」と名づけられて、それはもうほとんど常識みたいな言葉になっていた。 嵐になってから、彼は本当に少しずつ少しずつ前に出てくる方法を体で覚えていったようだった。勢いだけで何もかもを突っ切っていく、そんな強さを身につけたのかもしれなかった。 そういう相葉ちゃんは、すきだ。 それから丸2年たって、この冬の相葉ちゃんは。 …原点に回帰していたといきたいところだけども、どうも回帰している要素がみつからなかった(笑)もっと自由に動いて、もっとかっこよくなっている気がする。これからもどんどん違う相葉雅紀が出てくるんじゃないかと思っている。 そういう相葉ちゃんが、すきだ。 なんとなく、全体的にそれぞれの原点に回帰しているような気がした。後退しているのではなくて。嵐になって、それぞれが判断した方向性を消化して、もっと自分でいてもいい、もっと自由でいてもいい、そうしたところで嵐は揺らがない。そんな確信ができてきたんじゃないのかなと思っている。 この人たちは最初っから『嵐』という名前を大事にしていたと思う。自分たちがいるところに嵐という名前が降ってきたのではなくて、嵐という名前があるところに自分たちが入っていった、例えて言えばそんな感じだったんじゃないのかなと思う。 嵐という名前を維持していくために、それぞれがそれぞれのことを、そして嵐のことを考えて、意識的にも無意識的にも動いてきたところがあったんじゃないかと思う。 それは決して、無理をしていたわけではないけれど。無理してそれをつくっていたわけではないけれど。 でも、丸2年たって、もう大丈夫と感覚的に確信できた。嵐という名前を維持するために、特別なことはもういらない。自分たちがやったことの後ろに、嵐という名前はついてくる。 なぜならば、それは自分たちがいることで嵐という名前があるからだ。 自分たちが揃うことによって、嵐という名前が初めて意味を持つからだ。 そんな、確信。それが、丸2年たってできた自信なのかもしれない。 もっと自分でいてもいい。もっと自由でいてもいい。 それでも嵐は嵐として存在できる。 原点回帰はきっと、そんな自信の証明なんだと思う。 もっと自分でいてもいい。 もっと自由で、いてもいい。 * * * * * 嵐 冬ツアーおつかれさま! 月並みですが、たのしかったです。そして、うれしかったです。 |
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