駆け落ちするなら!
いきなり物騒なタイトルであるが。 するなら!シリーズ(なんかこうこれのせいで随想録全体のノリ自体が変わってきてるのは気のせいなのか?(笑))第3段は『駆け落ち編』である。元々はある方にメールで「駆け落ちとかどうでしょう?」と言われたのがキッカケで、その時はふむ駆け落ちか…と思っただけだったのだが、その後しばらくたってからふと「あたし…駆け落ちしたい人がいるかも…」と思い当たってしまったのであーる! もう駆け落ちするならこの人しかいないのである。この人以外ではイヤなのである。 その人の名を桜井翔という!きゅぅ〜〜〜ん(←考えただけで気が遠くなった効果音。) 御曹子桜井(冗談になってないとこがポインツ(笑))と、屋根裏に住む小間使いの少女(これ我ね(爆))(ちなみに、時代考証がおかしいことに気付いてはいけませんよ…)が道ならぬ恋(そんな表現使うなよ私もな!)に走ってしまい、手に手をとって駆け落ちなわけですよ! ちなみに季節は冬です(トートツ。)夏に能天気な感じでカケオチなどしてはいけないっすから。そんなTシャツにジーンズとかいう軽装で駆け落ちしたらイケナイので。冬になりかけの晩秋がベストなわけです。薄手のコートを着てる相手に、きっと桜井様は「寒かったらこれ着てろよ」と自分のコートを肩にかけてくれるであろうて!まさに♪僕のコートの中には♪状態……(それちょっと違います。) そして。桜井様はきっと駆け落ちの基本を抑えておられるであろうから、上野発の夜行列車のB寝台などを確保して頂けるに違いないわけっす。間違ってもこの場合、北斗星やらカシオペアやらで豪華に北海道に行ってしまってはイケナイっすからね!東北ないし上越方面、そういう路線で攻めて頂きたいじゃないですか。寝台車に落ちついても駆け落ちのドキドキ感で眠れない相手に「寒かったらこれ着てろよ」と…(またそれかい…。) ま、とにかく。 このように『桜井翔と駆け落ち編』には夢と妄想がいっぱいなのでございますが。…さて。 では、ぼちぼち考えてみませう!「なぜ、他の人ではダメなのか!!」 @なぜ、大野智ではダメか? 大野智と一緒では「駆け落ち」ではなく、ただの「移住」になってしまうからダメである。きっと奴は駆け落ちの地に「北海道」とか「宮古島」とかいう場所を選んでしまうに違いないのである。「静かでいいとこだし」とかニッコリ笑って言われても、駆け落ちの地に宮古島とかいう、むちゃむちゃのどかな選択はカンベンしてほしいわけである。 現地に到着したからって、いきなりのんびり釣りとか始められたらどーしますかアナタ。脱サラしてこの地でペンション開こうと思ってる夫婦じゃないんだから…って感じじゃございませんか?移住と駆け落ちは似て非なるものですから、っつーか全然!似てませんから!だから大野智ではダメなんでございましよ。 Aなぜ、相葉雅紀ではダメか? 相葉雅紀は「駆け落ち」と聞いてワクワクしてしまいそうだからダメである。「俺、駆け落ちするんだよね〜」なーんて嬉しげに友達にしゃべりそうなところがダメなんである。ヒミツだから!駆け落ちってのは!アンタわかってんの!?ぐらいのイキオイである。 持ち物の中に漫画が入ってそうなところも減点対象である。「電車の中でヒマじゃん」とか言われても、旅行に行くんかオマエわ!!って感じである。ドキドキしながら電車にこっそり乗り込んで、車窓を眺めながら不安を押し殺し、そっと隣りの相葉ちゃんを見た……、ら、ヤンジャンとか読んでるんですよ!(爆笑)それってどーですか皆さん! Bなぜ、二宮和也ではダメか? 桜井翔と最後まで競ることのできる人は二宮であるのだが〜。どうも、この人はその場になったら冷静に判断してくれそうだから逆にダメなのである。二宮っつーのは基本的に熱い男で間違いないのだが、出るとこに出るともんのすごく頭の回転が速い冷静沈着くんなんである(欠点は自身の言動がどんくらいの反響になるのか、が読みきれないところ。というか、反響を気にしなさすぎなところだな(笑))。故に駆け落ちという熱すぎる行動に出ようとも、冷静に「ま、このくらいの金しかないってことは、持って3ヶ月?仕事するとしても半年。半年過ぎたら戻ってきた方がいいよ」とか最初に宣言されそうなところが、ダメな要因なんである。 Cなぜ、松本潤ではダメか? アナタ、松本潤に自分の人生と命を預けられますか? さて、……え?松本が1行で終わりなのはヒドイ?オマエ松本ブーム到来中じゃなかったのか?……う〜ん、それとこれとは別問題だな(笑)。 だってね、桜井翔曰く付き合うってだけで「命懸け」で「翌日が不安でたまんねーよ」な人とだね、どうして逃避行ができましょうぞ!となりで泣かれてもいやだしね、それにね、もしかしたらしっかりしたところを見せてくれて、新たな一面を発見できて、「やっぱりこの人に一生ついてく!!」…って思った瞬間ボロが出そうな気がするんだよなー(爆)。あともう1つ致命的なのは、逃避行先で仕事がないことですね。アイドルしかできないであろうと思われる坊ちゃん、駆け落ちした先で「アイドル」って仕事はないのですよ……。 その点、桜井翔はいい。 そこはかとない緊張感を持てる場所を逃避行先に選んでくれるだろうし、小さなボストンバックひとつでさりげなく待ち合わせ場所に来てくれて、電車の中でも不安になるとそっと手を握っていてくれそうだし、いっぱいいっぱいになりがちなところも駆け落ちの緊張感を増していい感じだし、ある程度の先を読んで動いてくれそうなところも良い。駆け落ちにつきものの追っ手(つきものなのか?)に追われたとしても、咄嗟の機転で助けてくれたりするわけでありますよ。そしてようやく落ちついた先で寺子屋など開いて(だから時代考証は…)、町の子供たちに慕われながら、2人で暮らしてくわけですよ……。<完> 余談。 別に意図したわけではないのだが、このシリーズ、今まで「食わせていくなら相葉雅紀」「婿にするなら松本潤」「駆け落ちするなら桜井翔」になってきているので。残り2人に合うものを考えて5個で完結にしたいでございますね。…と、今トートツに思いました(笑) |